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喘息

【症状・説明】

喘息は、喘(あえ)ぎ、息(いき)をする病気である。ヒューヒューゼー ゼーと笛が鳴るような呼吸音(喘鳴=ぜんめい)が特徴で、夜中や明け方 に咳こむことが多い。発作的に喘鳴が出現し、息苦しさを感じたりする。 このような発作がくり返し起こってくる病気、それが喘息である。

ただし、心臓の疾患が原因で 起こる心臓喘息、小児での喘息様気管支炎、高齢者に起こる肺気腫、慢性 気管支炎などの原因で、気管支がヒューヒューゼーゼーいう場合とは区 別されている。また、発作がなく、咳だけが出る喘息を咳喘息(せきぜん そく)という。

近年、小児喘息の低年齢化が進み、乳幼児期に喘息が発病する子どもが 増加していると報告されている。小児喘息は、成長するにつれて自然寛解 (かんかい。緩解とも書く。クスリを一切使わなくとも長期に発作が出な くなる状態)することはよく知られているが、中学生・高校生になっても 小児喘息が治らず、思春期喘息に移行するケースも増加している。

【原因】

喘息の原因を単純に一つに絞ることができるケースも存在するが意外と少 ない。体質、環境、生育歴、疲労、後天的な体作りの努力など複 合的、総合的に関連して、起ることの方が多いのである。
人間は総合的で あり、病気(喘息)も色々な重なりで発病すると考えた方が正確だといえ る。一つだけのせいにしては治すことはできないのである。

また、家族のなかにアレルギー性皮膚炎や喘息、アレルギー性鼻炎などア レルギー体質の人がいると、小児喘息の子どもが出てくる頻度が高くなる と言われている。

【対策】

小児喘息の患者さんが成長するにつれて、50%は寛解することはよく知 られている。重症の小児喘息の患者が集まりやすい喘息専門病院でも60 〜70%、一般病院では80%が寛解すると報告されている。このように 小児喘息は、どんなに少なく見積もっても50%は寛解するのである。

小児喘息の患者のうち、一度よくなって成人になってから再発する率は 15〜30%ぐらいとされ、50%から30%を引いた、少なくとも20 %の人は、一生喘息を起こさずにいるのである。これはハウス ダスト(家のホコリ)やダニに影響を受ける典型的なアレルギー性(外因 性)の小児喘息が治り得るからなのである。
成人喘息でも、新規に発症した患者数に相当するく らいの人たちが自然によくなり、治っているのである。しかし、外から水 をかけて火を抑えるだけの、薬だけに頼った治療では治癒は望めない。

喘息予防対策

1.アレルゲンを避ける
アレルギーの発生源(アレルゲン)になる物質が予想される場合は、まず調 べて明らかなものは遠ざけることが必要。もっとも多い原因はハウスダス ト(室内塵)だが、カビやダニ、花粉や動物のふけなどにも原因があるの である。ハウスダストの場合は、掃除を徹底的にすることが大切である。 掃除機だけでなく、拭き掃除もやっておくとよい。ダニは絨毯、ソファー、 ぬいぐるみなどにつきやすいとされている。フローリングに張り替えた り、繊維から合成皮革や皮のイスにするなど工夫するのがよい。

2.感染の予防
風邪やインフルエンザによって、喘息が増悪することもよく知られている。 予防接種をしたり、うがいを励行するなど風邪予防の一般的な注意を守る とよい。

3.気温の急激な変化に注意
急に冷気を吸うと刺激になるのである。夏場の冷房の効かせすぎや、扇風 機にあたりすぎないよう気をつけるとよい。

4.激しい運動
短距離走など激しい運動は発作を誘発するのである。運動まえにβ-刺激 剤を吸入しておくとある程度防ぐことができる。水泳は比較的喘息を引き 起こしにくい運動なので、喘息をお持ちの方にはお勧めしたい。

5.禁煙
患者はもちろんのことだが、間接的な喫煙も同様である。喘息の患者の 周りの人もできるだけ協力して発作の予防に努めてあげることが必要であ る。


>>呼吸器科医学事典

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